1.練習について・フリーバンド制とは?

「早稲田大学シャンソン研究会」は、イントロでも書きましたが、

「オールジャンルOK、フリーバンド制の音楽サークル」です。

主な活動としては、年数回のライブ、そしてそれに向けての練習、これが核となります。

ライブ前の練習は週2回火曜日土曜日に行います。

フリーバンド制という活動形態をとっているため、

大事な用事などがない限り練習には全員参加、が原則です。

・・・と、そういえばフリーバンド制についての解説がまだでしたね。

フリーバンド制とは、

簡単に言うと「曲1曲ごとに演奏するメンバーを決める」というシステムです。

一度シャンソン研究会のライブに足を運んでいただければ分かると思いますが、

ライブでは、一曲ごとに演奏するメンバーが変わっていきます。

これについてはライブまでの流れを説明したほうが理解が早いと思うので、

その説明をすることにします。

ライブまでの流れは以下のようになります。

                

ライブに出演するメンバーは、各自のやりたい曲を持ち寄る(これを曲出しという)

集まった曲を聴いていき、各パートごとにどの曲を誰が演奏するか決める(これを曲割りという)

各自、自分が演奏する曲の個人練習をする
(楽譜がない曲が多いので、音採り=耳コピをすることが多いです)

タイムテーブル制作の担当がメンバーの予定を聞き、練習のタイムテーブルを作成する

練習開始!

(練習風景を撮影したものです)



練習は上にも書いたとおり週2回。

火曜日と土曜日に、学生会館B1の音楽練習室を借りて、

そこにサークル所有の機材を持ち込んで行います。

練習は一曲、一回あたり20分程度。タイムテーブルに沿って行います。

そして練習期間が終わればいよいよライブ、ということになります。

このやり方のメリットは、

誰でも必ずライブに参加できる、ライブで必ず自分の好きな曲が演奏できる、

練習は全員で集まって行うので、サークルの全員と仲良くなりやすい、

普通のバンドでは再現不可能な、大編成のバンドの曲も演奏可能、など。

デメリットは、

練習時の拘束時間が長い、ライブの時の入れ替えが面倒、

バンドでやる場合と比べると、まとまり、という点でちょっと弱い、 などなど。

ただ、すべてのライブがフリーバンド制ではないので、よほど決まった音楽がやりたいのでなければ

恩恵のほうが多いのではないかと思われます。よいしょよいしょ。